観応の擾乱(亀田俊和)

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     これも坂井孝一「承久の乱」と同じく参考文献として紹介されていた本。「承久の乱」以上に教科書での扱いは小さいが、攻守所を変える様や寝返りの激しさなど、なかなかダイナミックな内乱だったことをこの本で初めて知った。著者いわく「奇怪な内乱」だった観応の擾乱とは一体何だったのか、著者の見解は終章で示されているが、私は「戦いは気概だ」というアニマル浜口的な理解をした。陳腐かもしれんけど、ホントだよ。嘘だと思うんなら、読んでみい、この本。最後に、佐藤進一の見解に対する反論の多さが目立ったことも記しておく。(2020.4.28読書メーターにUP)

     

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    承久の乱(坂井孝一)

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       何かの本(何だったか思い出せない)の参考文献で紹介されていた本。読みながら、あの時代を舞台にした大河ドラマを通して見たくなった、再放送してくれないかな…と思ったほど面白い本。薄幸のイメージだった実朝が、実はなかなか意欲的な将軍だったとか、ちょっとした謀反ぐらいに思っていた承久の乱が、実はかなり激しい内戦だったとか、日本史の教科書だけの知識で軽く見ていた時代認識をこの本が改めてくれた。承久の乱が公武の関係を逆転するきっかけになったという指摘には納得。(2020.4.14読書メーターにUP)

       

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      韓国併合(海野福寿)

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         数ある歴史的事象に向き合い、それらを繋ぎ合わせて真摯に史実を追っていくことが歴史の理解には欠かせない。間違っても、見たくない事象や信じたくない事象を除外し、都合の良いものだけを集めて歴史を「作る」態度は歴史理解にとって害毒でしかない。そんなことを再認識させてくれた本。特に、併合の前後を記した第六章は、今に至るまでの世論のいい加減さを教えてくれる。韓国との関係を考えるには必須の一冊。(2020.4.1読書メーターにUP)

         

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        機関銃下の首相官邸(迫水久常)

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           目のギョロリとした強面のこの議員のことは覚えている。その名を意外なところで見たのは映画の中。「日本のいちばん長い日」の登場人物に名前があった。演じたのは旧版が加藤武、新版が堤真一。そんな著者の手による二・二六事件と終戦のアナザストーリーがこの本。二・二六事件編では岡田首相の官邸脱出の裏側が、終戦編では玉音放送に至るまでの内閣と軍部のせめぎ合いが、著者の目を通して克明に描かれている。派閥の領袖でもないのに胆の据わった感が強かったのはこんな経験をしたからかと納得。それに比べ今の政治家は…。(以下、愚痴が続く)(2020.3.27読書メーターにUP)

           

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          受領と地方社会(佐々木恵介)

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             国司、郡司、受領。日本史の古代でもこのあたりが出てくる時代は何度教科書に目を通してもボヤっとした理解しか出来なかった。受験生時代の数多い悔いのひとつ。この本は佐藤信編『古代史講義』の第13講「受領と地方社会」の参考文献として知り、同講の記述の面白さにつられて買ってしまった。勘は当たりだった。ブックレットなので文は平易だが中身は詰まっている。学生の頃にこの本を読んでいればなぁ…。まあ、教科書1〜2ページの内容にそれだけ時間かける余裕は無かったか…。(笑)(2020.3.26読書メーターにUP)

             

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