巷説百物語(京極夏彦)

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    JUGEMテーマ:ミステリ

     短編集。7つの作品が収められている。内容は一種の仕掛人話。奇怪な現象の背後にある、人の妄執を表に出して真相を明らかにすることで、奇怪な現象を治める仕掛人たち。小股潜りの又市、山猫廻しのおぎん、事触れの治平、そして彼らとひょんなことから関わることになった考物の百介など、魅力的な登場人物が仕掛人として活躍する。

     又市の云う「御行 奉為」が京極堂の「憑物落とし」に通じている。しかし、京極堂ほどペダンチックでないぶん、こちらは読みやすい。巷説百物語シリーズのスタートにはぴったりの一冊だった。

     

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      • 2020.10.20 Tuesday
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      • 18:28
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